
Cancer News
がん検診を受ければ、肺腺がんは初期段階でも発見できる!
あなたも発症するかもしれない!【肺腺がんは発症割合が高い病気】

肺腺がんは肺がんの一種
肺がんの中でも60%が肺腺がんだと言われていて、発生頻度が最も高いがんとなっています。男性の場合は40%程度、女性の場合は70%程度の発生率という結果が出ていますが、この数字が年々上昇しています。
肺腺がんの特徴
肺がんと聞くとタバコが大きな原因だと思うでしょうが、肺腺がんはタバコとの因果関係はあまりないのが特徴です。喫煙を行わない人にも発生することが多く、肺の末端に発生するケースがほとんどです。そのため、X線検査で発見されやすいと言われています。
肺腺がんの症状
初期の段階では胸の痛みや咳などはほとんどなく、自覚症状を感じることは少ないでしょう。進行して来ると、痰や長期間の空咳、胸の痛みなどが出てきます。さらに進行すると、倦怠感や激痛を感じるようになります。
標準的治療法の種類
手術療法
あまりがんが進行しておらず、がんを取り除くことが可能だと判断できた場合に手術が行われます。進行具合によって切除する範囲が異なりますが、場合によっては片方の肺を全体的に取り除くこともあります。
放射線治療
X線などの放射線を使ってがん細胞が成長しないようにしたり、死滅させたりする方法です。体外照射では機械で体外から照射を行い、体内照射ではワイヤーなどを体内に入れ、がんの内部に照射を行います。
標的療法
分子標的薬を用いた治療法で、がん細胞にターゲットを絞ります。「モノクローナル抗体」と「ナロシンキナーゼ阻害薬」という2種類の分子標的薬が使って行われます。
凍結療法
外科手術や放射線療法、化学療法を受けられない患者が対象で行われる治療法です。がん細胞を凍らせることで、死滅させることができます。
がん検診を受けよう
初期症状がわかりやすい病気は早期発見しやすいのですが、肺腺がんは気づかないうちに進行している可能性があります。定期健診を受けていれば早いうちに発見することも可能なので、忘れずに受けるようにしましょう。また、がんになってしまってからではがん保険に入ることができないので、早いうちに入っておくといいですね。
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